Artman21からリリースされるMac用の新しいエディタはePUB書き出し機能が付く

Artman21からリリースされるMac用の新しいエディタはePUB書き出し機能が付くようです。

Hagoromo

 新しいエディタの名前は「Hagoromo」だそうで、「数年を費やして日本編集に適したテキストエンジンを独自開発し、あわせてアウトラインプロセシング機能も実現したテキストエンジンを開発しました。」

さっそくさっきβ版をダウンロードしてみましたが、操作感覚やメニュー構造はJeditを踏襲しているので、Jedit Xの利用者は乗り換えしやすいと思います。 

 縦書きの進化(スピード)や原稿用紙モードの登場などありますが、個人的には「iCloud対応」になれば、どこで原稿を開き、作成し、なにげなく閉じても大丈夫(Androidを使っているとき以外はね!)ということと、「ePUB書き出し」ということが大きいです。

ePubについては
「電子出版には欠かせない ePub 書式への書き出しをサポートしています。また ePub の目次はアウトライン構造から自動的に生成されます。」

もともとアウトラインで原稿を書いてはいなかったのですが、アウトライン構造から目次自動作成というのは、いいですね。個人的にはアウトラインで原稿は書かないけれど、対応できないレベルではないです。

しかし、タグがばっさりなくなっています。カンタンなマークアップチェックができたり、タグで原稿の見出しを付ければカラーリングでぱっと見確認しやすかったんですが、ワープロ機能に特化したのでしょうね。

書き出し画面

ScreenSnapz078

書き出したepub(を解凍)
ScreenSnapz079

これ、一太郎がないからePub作るのがMacだと…というのに楽ちんかもしれませんね。テキスト中心のものだと思いますが。

正規版の発売は11月30日のようです。 

Hagoromo の 特徴