Apple Watchの重さは世代ごとにどのくらいちがう?より軽いリストバンドは?
アップルのスマートウォッチ、Apple Watch(アップルウォッチ)は毎年秋に発表されていて、2025年秋以降はSeries 11が最新です。Ultraは3です。
この記事は以前書いたので、データシートに追記しました。Series 11ではとうとう24時間充電がもつようになりました。ピクセルサイズは昨年のSeries 10と同じです。ただし、本体質量は46mmケースのほうが軽くなりました。薄く軽くはよいことです。42mmは軽くなってないから単純に中身よりケースやガラスが軽くなったのか?
また、現在仕様を確認したところ、今回は、GPSのみモデルより、GPS+Cellularモデルのほうが、0.xグラム軽いです。なぜでしょうね?
Series 10、Series 11のバンドは以前のものと共有できるのでしょうか?「サイズ」は大きいほうが46mm、小さいほうが42mmですが、以前のモデルの大・小でだいたいは共通で使えるようです。
46mmケース用(大)→44mm〜49mm用のバンドが共通で使える
42mmケース用(小)→38〜42mm用のバンドが共通で使える
年々画面が大きくなって、あと2mmで以前の最大モデルになってしまうではないか?→なってた。Series 3は大きなサイズが42mmケースでした!
—–
さてこの記事は、自分でSeries 3を使っているときに、Apple Watchけっこう重いなーと思って調べて書きました。そもそも、ケースがステンレス、セラミックと高いものになると質量も重かったので、本体をアルミにして、小さなサイズを選び、バンドをナイロン製にするのがもっとも軽く使える方法だと思います。
Apple WatchはSeriesが上がるごとに軽くなっているわけではなかった。
まず、Apple Watchが重いことを改善にするには、
- 小さいサイズに買い換える
- 同じサイズでも軽いモデルを買う
というのが思いつきます。そこで、Series 3に比べて4,5ではどれだけAppleWatchが軽くなったのか、スペックシートを見てみました。下記の埋め込みのエクセルシートはブラウザで閲覧、並べ直しできます。→AppleWatchSeries _Weight_Comparison.xlsx

38mmがなくなって小さいサイズが40mmに、42mmは44mmになったこともあり、なんと、Series 5のほうが同素材同士でもまだ重かった…。
たとえば、GPS+セルラーの44mmモデルは、アルミニウムカバーでみると
- Series 3…34.5g
- Series 4…36.7g
- Series 5…36.5g
- Series 6…36.5g
となってしまいまいます。とはいえ、Series 5は3に比べて30%も画面が大きくなっているので、ピクセル数でいえば、Series 5の40mmと、Series 3の42ミリでは、最新版の40mmのほうが大きい。買い換えるとすれば、Series 5の40mmアルミニウムの30.8gが最軽量だな。質感的には好みがあると思いますが、
素材的には、アルミ<チタニウム<セラミック<ステンレスと重くなる。高級時計はもっとはるかに重いだろうけど時計だけの時計とか15gくらいのものもあるので、重いと感じる人もいると思う。
なお、上記の表を久しぶりに更新しました。UltraはSEの倍以上の重さになりましたね。。重そう…
バンドの素材も重みがずいぶん変わる
Apple Watchは本体(ケース)の重さ+リストバンドの重さですが、じつはバンドもけっこう重さが違う。アップルストアで現行商品向けのリストバンドの重さを聞いてみたところ、
| 商品名 | ケースサイズ | 重さ |
|---|---|---|
| スポーツバンド(フルオロエラストマー製) | 40 | 27.6g |
| スポーツバンド(フルオロエラストマー製) | 44 | 35.1g |
| スポーツループ(ウヴンナイロン製) | 40 | 7g |
| スポーツループ(ウヴンナイロン製) | 44 | 8.6g |
| レザーループM | 40 | 29g |
| レザーループM | 44 | 29.2g |
| ミラネーゼループ(ステンレススチール製) | 40 | 33.1g |
| ミラネーゼループ(ステンレススチール製) | 44 | 39g |
わたくし、なぜか見た目だけでミラネーゼループを購入したため、39gという重めのリストバンドを選んでいたようです。あまりの重みにメッシュタイプのナイロン製サードパーティのものを愛用してるのですが、やっぱり軽いんですね。スポーツループがすごい軽い!(笑)


バンドのほうが本体より重くなっていくケースもあるのだから、実際に時計をする層には、もっと重い時計がいい、というニーズがあって、バンドでバランスを取ってるのかもしれません。
と、調べ終わったあとにこんなページもみてしまったw わかりやすい
Apple Watch Series 6はどんなモデルになる予定?
軽いApple Watch を求めるのなら、現状では、40mm+スポーツループで37.8gというのが最軽量(もしくは、Series 3の38モデル)となるでしょう。まあ、タイミング的には、通常通りならSeries 6は9月の発表(発売はそれ以降)となるでしょう。Series 5は高級路線を変更して4万円程度が主力になっていて、アメリカではアマゾンで100ドルも安売りされていて、GPSモデルが100ドル台で売られているケースも出ているそう。日本のアマゾンでもタイムセールとかやってますね。
Series 6(watchOS 7)に関しては、次のような噂があります。
- 睡眠トラッキングがつく
- 円いデザインが出る(今年ではない)
- AirDropで盤面デザインをシェアできる/グループで盤面にフォトアルバムがシェアできる
- 血液中の酸素レベルをはかるオクシメーター(Oximeter)がつく
- 血圧計がつく
- パニック症候群とストレス計がつく
- infoGraph proでさまざまな情報をパネルに表示する機能がアップグレードする
Covid-19 で注目があがっているOximeterですが、たぶん別のセンサーが必要なので着いても最新モデルだけになるだろうとか。
さらに直近では、プラスティックケースに入った廉価版が出るのではないか、その場合は最低価格がぐっと下がるのではないかと噂されています。
いまはiPhoneに紐付いているアップデートやストアが単体になれば、またいろいろ変わりそうですが、それは今回はまだらしいとも。わりと大きな機能として睡眠トラッキングも注目されてるけど、枕元に腕時計をおいてないし、腕にはめて寝るなんで私はやなので、そう考えると、5でも6でもいいかなという気もするけれど、心拍・血圧・酸素などの健康センサー計は今後、もっと活用されていきそうなのでその部分に注目したい。

