BOSEで、Hushの続編「寝るとき用」のイヤバッズ(耳栓兼イヤフォン)開発中
以前に「寝るときに着ける Bluetoothの耳栓、Hush」をブログで紹介したけれど、この製品はいま売ってません。あんなに話題になったのに、もったいないなと思っていたら、なんとBose社に買収されていました! Congrats!
とっくにクラウドファンディングは終了していたんですが、Indiegogoで新しいバージョンのファンドレイズが完了。新しいバージョンのイヤフォンが開発されているそうなので、どんなものか覗いていました。
「安眠」にフォーカスしたボーズのイヤホン
プレゼンテーションビデオにもあるように、「人間が健康に過ごすためのキーは3つ、食事、運動、睡眠です。そのなかでも睡眠が充実していない人はたくさんいます。この製品は、不快なノイズや騒音から遠ざけることによって安眠へ導くことが目的です。」とのこと。
もともとHushも「一緒に寝たいけど五月蠅いパートナーがいる人向け」だったし、私が買ったのもとにかくうちは環境上かなりうるさいエリアに住んでいるためでした。このあたりはまったく同じコンセプトです。
デザインはだいぶん変わっていて、より、寝ていてもじゃまにならない形状は考慮されているよう。サイズも「Bose史上一番小さいプロダクト」とのこと。
物理的な耳栓効果以外でのノイズの消し方については、変わらずsoothing sound(効果サウンド)を使うよう。「イビキが響いているところに、低い船の音を再生すると音が打ち消されるだけでなく、段々とイビキの音が気にならなくなるんです」といったふうにスージングサウンドの効果について説明しています。
宣伝文では、明確にはQuiet Comfortなどでも使われているノイズキャンセリング機能とは書かれていません。機能説明を読む限りは、中央にある部品が「ノイズマスキング」機能で「passively attenuating eartips」(イヤチップスの形や素材によるパッシブノイズコントロール)と「engineered masking sounds」(マスキングサウンド)によってノイズをコントロールするとあります。active attenuationやactive noise controlがいわゆるノイズキャンセリング機能(音で音を打ち消す)なので、たぶん、その機能は搭載されてないのかな。。と思いました。ちょっと残念ですが、遮音性はイヤフォン形状でもだいぶん違うので、どんなものかは試してみたいところ。