源泉徴収 復興税について
確定申告シリーズメモ
源泉徴収の、復興税についてです。個人事業主で支払いを振込などでいただく場合は、「所得税の源泉徴収」がありますが、 2013年からは、復興税がそこにプラスされています。はい、源泉がプラスされるから、いただける分はマイナスが増えるのですが。
復興税は民主党の政権のときに可決されまして、ちなみに法人の復興税は安倍政権下で1年前倒しで廃止にすると決めてもう来年で終わりみたいですね。個人の所得税に関しては、いまのところ開始後25年間続く予定です。長い…。
復興特別税の税率は、「税率に2.1%上乗せ」と決まっています。なので、一般的な所得税源泉の場合は10%(100万円まで)なので、10×2.1%=0.21%が上乗せされるわけです。 源泉額は、
請求額(税抜、税込は各社による)×10.21%
です。
100万円を超える支払いについては、所得税源泉率が20%になるので、その分については、20×2.1%=0.42%が上乗せされます。この場合源泉額は、
100万円×10.21%+(請求総額-100万円)×20.42%
です。
[アマゾンで見る]
『知識ゼロでもひとりでできる!フリーランスのためのはじめての青色申告』
日本実業出版社
240ページ/1C (発売日:2014年11月28日)
宮崎 綾子 (著), 原 尚美 (監修)