(iOS 4.3)Android端末とiPhoneを両方使って連絡先や予定などを管理する

現在、Android端末とiPhone、2台のスマートフォンを使っています。

スマートフォンを使い始めると、クラウドでのメール/連絡先/カレンダーの便利さから離れられなくなりますが、iPhoneとAndroid端末の両方を同じ状態に保てるサービスを使う必要があります。

近い将来、アップルもMobileMeを無料化してきそうな勢いだが、
http://slashdot.jp/apple/article.pl?sid=11/02/28/2334213

現状では、iCalとMobileMeカレンダーは、Androidでアクセスすることさえできない(Androidの「ブラウザ」からアクセスするとはねられる。ちなみに、現在はSafari5/FF3.6/IE8対応。SafariにできるならWebkitはOKでしょう?と問いたい)し、Googleカレンダーへシームレスに情報を渡すことができない。

2台のスマートフォンで情報を共有できるのは、Googleカレンダー/連絡先(Gmail)なので、こちらがメインの情報置き場となる。

しかし一方で、iCalはiPhoneとの親和性が高いので、カレンダーからメールを受信するだけでなく、プッシュでアラート音を出したりポップアップ画面を表示できる。そうなるとこの機能は最大限に利用したい。また、Macではローカルで使える利便性も含め、iCalのインターフェースも利用したい。

そこで、iPhoneやMacでは、Googleの情報をiCalやカレンダーに読み込んで使うのが便利だ。

  1. Googleカレンダーに情報を入力(これまでiCalを使っていた場合は、iCalアーカイブを書き出し、Googleカレンダーへ読み込む)
  2. GoogleカレンダーのアカウントをMacのiCalの環境設定/アカウントの[アカウント情報]タブで追加する
  3. 基本的にはメインのカレンダーだけが読み込まれるようなので、続いて[委任]タブでラベル分けしているカレンダーで読み込みたいものをチェックする
  4. GoogleカレンダーがiCalに読み込まれる。逐一更新できないがiPhoneではiTunesで[同期]する
  5. iPhoneでは[Macから]の情報にGoogleカレンダーの情報が読み込まれる

このようにするとiPhoneのカレンダーでも、Googleカレンダーの内容が確認でき、またアラートをiPhoneやiCalで設定した通りにならすこともできる。これは完全にクラウドでないのが難点なのだが毎日同期充電する分には、ほとんど支障はないはず。

一方、Gmailの「連絡先」(最近はGoogle Contacts?)は、Androidでは必須の連絡先ですが、iPhoneのデフォルト連絡先はアドレス帳(Macのアドレスブック)です。そこで、MacのアドレスブックにもGoogleの連絡先を読み込みたい。そのためには以下の操作をする。

  1. Macのアドレスブックのファイル/環境設定/アカウントを開く
  2. [アカウント情報]で[Googleと同期]をオンにする。注意書きに[同意する]をクリックし、アカウント情報を登録すると、同期される
  3. 同期=情報の共通化なので、同名のデータが上書きされたり削除されるといったリスクがある。

アドレスブック

試してみると、姓名の順がアドレスブックと逆になってしまった。Google側ではアドレスブックからきた情報が「姓/名」を「名/姓」、アドレスブック側ではその逆に認識されてしまうようだ。

 

手書きで修正するには量が多すぎるなど問題がありそうなので解決法を探し中。

なお、アドレスブックとGoogle連絡先が同期できなくてもよい場合は、iTunesでアドレス帳のオプションを設定しておくことで両方の情報を読み込むことができる。この場合はiPhoneではGoogle連絡先を読み込めるが、Macではその情報を同期できない。

iTunes