日本のAudibleに洋書が追加とのこと、英語オーディオコンテンツの内容をチェック
日本のAudibleに洋書が追加されたというニュースがちょっと前に出てました。
【Audible】7月から洋書タイトルを約500作配信開始!!「耳よりな新習慣!生の英語を感じよう」
むしろいままで1年間、これ、なかったんですよねえ。なんとなく変な感じするけど、AmazonのUnlimitedのようなシステムも日本で読めるものに限りますから、国ごとにコンテンツが違うのはオンライン◎◎放題では当たり前か。(ただ、Kindleだとアカウント統合という仕組みもあるのでなにがなんだかわけわからなくなるのも怖いんですけどねえ)
500作品ということなのでどんなものかちょっと見てみましょう。PCベースですが、ディレクトリに入ると、新聞・雑誌、言語、イベント…などとカテゴリーが並んでいます。
ニュースカテゴリは、配給元に「Nikkei Asian Review」「読売新聞 The Japan News」と、The New York Times、The Washington Postが並びますが、3分から6分程度の細かくカットされたトピック単位のコラムが多いようです。/現在コンテンツ数265
言語カテゴリは、culipsのコンテンツ/現在コンテンツ数129
ライブイベントカテゴリは、TEDTALKSが掲載/コンテンツ数32
サイエンス&テクノロジーカテゴリは、MIT Technologie Review。これiTunesで検索すると毎月の号が各600円で売ってますね。ほかにもThe Great Coursesという独習系のコンテンツからいくつか/収録25
ビジネスカテゴリはHarvard Business Reviewのコンテンツ。1つづつのコンテンツはやはり短めです。日本版にあるものを著者検索したら、同じものがUS版にもあるので、日本人向けと思われるボリュームのものだけ持ってきてるのかな。/コンテンツ数15?
ラジオとテレビカテゴリもHBRです。/コンテンツ数10
クラシックカテゴリは、古典小説だと思うんですが、まだ9こしかありません。。
自己啓発カテゴリーはたぶんほかとダブっています。
フィクションカテゴリー、キッズカテゴリー、ミステリー(シャーロックホームズのステファン・フライ朗読もののみw)、ファンタジーカテゴリーはまだ調ってないみたいです。
権利関係やサービス次第で豊富な英語コンテンツが提供可能だとは思いますが、いまのところは新聞とか無料でも読めるものがほとんどですね。
まあ、英語も日本語も聞いていままでと同じ値段であれば入りたい!というニーズはあると思うんですけれども難しいでしょうかね。ちなみにAudible、日本だと聞き放題ですが、英語版はお値段体系が違います。毎月14.95ドルからで、プランによってもらえるクレジットがあり、どの価格の本でも1クレジットで1冊が購入できます。1ヶ月に1クレジットもらえるサービスでは毎月1冊追加していけますが(聴き邦題ではないですが、一度購入した本はキープされるので蔵書は増えていきます)、本を買わない月があっても、クレジットは6クレジットまでたしか貯められます。そのあとは以前通りのサービスであれば、クレジットが自動消化されてしまうはずです。2年以上?契約していたけどクレジットを余らせていたので半年間ほどペンディング(本は保ったまま、支払いをお休みできる)して、そのあとサブスクリプションを更新するか考えてましたが、結局解約しました。定期のメンバーシップを解約すると、無料コンテンツのみライブラリに残されて買ったものも消えていました。ここは「購入」でなく「サブスクリプション」(解約時は使えなくなります)の感覚で、お得かどうかは人によって考えもの。ただ、オーディオブックというのは基本かなり高いし、音楽のように何百、何十と聞き直すのはマレなはずなので、まあいいかな…という感じです。むしろ何十回も聴くものは単体で買った方がいいですね。。たしかそういうこともできます(さらにいえば、Audibleはコピープロテクトがあるので同じものがiTunesやCDであればプロテクトなしをかうべき)
読み放題の場合はどうしても「数をこなす」ことをメインに考えそうなんですが、月1冊程度のクレジットで、本物の本の(といっては変ですが、長い本)オーディオで定価3000円くらいするものが買えるほうが、私の使い勝手としてはうれしいかなあと思ったりしました。
さらに、日本のAudibleについては、開始時にはアプリのみかーと思ったんですが、いまでもMacは聴けないんですね。ここもちょっとなー。まあいいんですけれど。