GOTCHA!新書を読んでみた。
電子書籍のシリーズで、GOTCHA!新書 (アルク ソクデジBOOKS) というのが昨年リリースされていたのを読んでなかったのですが、やっと読めたので紹介してみます。
今回読んだのは「41歳の通訳者が15年ぶりに本気で取り組んだ英語学習法」(川合亮平さん著)です。イギリス発音の英語がペラペラで、映画俳優など各種の英語インタビューをこなす、英語遣いにとってはあこがれの存在。
不勉強ながらアルクのサイトは読んだことがなかったので、電子書籍でまとめて読みました。わたしが感銘を受けたのは
- 伸びしろの話。人はちょっと背伸びして無理するくらいで伸びるのでいつかやる、だと伸びない;よくやったことない仕事を受けてから勉強してなんとかする、みたいな話がありますが、究極はそれですよね。わたしも英語インタビューなどもしたいけど、掲載媒体のほうに売り込むほうに問題があるかなと思ってる…本当は、伝えたいことを取材してまずは書いちゃうっていうのが一番いいのかも(プロはそういうことしませんが)
- 勉強する習慣をまわりから固めてつくっていく(いつ、どこで、なんのために、優先順位etc 。) 夜お酒を飲むと圧倒的に「勉強」時間は浸食されますよね。。;英語を一番やっていた時期は夜学状態だったのであんまり呑んでませんでした。(British Council東京は最終授業が終わるのが夜10時15分でしたもの…)
- 各種の教材の紹介。とくに最初に出てきたreminDOの使いこなし;やっぱり単語力を上げるには暗記しかない…んだな…とアプリ紹介を読みつつも反省。単語帳を作るところからやらないとなんだけど…なかなかな自分をあらためて反省しています。
んだと思うんで、reminDOダウンロードしただけではダメなんだよね。。→私へ。
さて…と(笑)。
ここ1年、私はほとんど英語を人前で話すことはないのでスピーキングは落ちてる自信がありますが、ラジオを延々聞いていたりするのでリスニングは大きくは落ちていないでしょう。
英検が大学試験に関わるように改変になるので、IELTSを休んで田舎でもうけられる英検を今年はうけようとおもってもいましたが、新型コロナ騒ぎでしばらくむりでしょう。なのでなにかモチベーションを持たなければ。
数年来問題のライティングは対応できてないので、せいぜいコミュニカティブな英語を使いながらライティングを今年も続けていきたいと思います。練習のための練習が苦手なので…せめてEmailを書くとかですかね。
本書、これからはじめて英語やるよというより、ちょっと英語勉強にあきた…人にはささる内容の本だと思います。そんな方にはぜひ!
シリーズではほかにも、TOEICの早川先生やYouTuberもされてる西澤ロイさんとかバレットノートのMarieさんとかの本もあるので今度読んでみたい。欲を言えばKindle Unlimitedに登録されてほしい…。
なお、アルク ソクデジBOOKSというのは、英語学習本の出版や英語教材の通販、資格試験などさまざまな語学学習の販売運営をしている株式会社アルクさんの出された電子書籍シリーズらしい。PRTimesによると、
新規に起ち上げた「デジタルファーストレーベル」がアルク ソクデジBOOKSで、そのなかでもGOTCHA!新書は、アルクのオウンドメディア内で連載された各著者の人気記事を電子書籍化したシリーズだそうだ。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001043.000000888.html
じつはこういう新書風の電子書籍を出すというスキーム、他社でもあるけどあまり最近見かけてません(わたしが興味ある分野で読めてないだけか)
アルクさんは、ネットのコンテンツを再利用している点で出版社がいまでも行っているブログ本やSNSで人気の著者が〜…路線に近いけれど、再編集はライトに行ってるようなので著者にも負担少なそうだし(ネットを書籍化すると書き直しになることも多い)、まとめて14冊そろっているところでアマゾンでもプレゼンスを上げていてすごい。以前、EJインタビュー(月刊紙のEnglish Journalに紹介されているインタビュー)を切り取って販売したこともあり、これも面白いと思いました。だって雑誌のインタビューってあとで買えなくなるから、あと追いのファンは、それは読みたいと思いませんかね? ほかのジャンルでもやればいいのにと思うアイデア。
人気スターの生インタビュー10本が、音声とスクリプトで楽しめる!
さらに、英単語シリーズや読解シリーズも。
人と会わずに家で過ごす時間が増えてるいま、ちょっと英語の学習もやり直ししたいと思う今日この頃です。