iPadバッテリーがアップルストアで爆発、無償交換プログラムに関係?

先週末の土曜日(8/18/2018)、アムステルダムのアップルストアでiPadのバッテリーが「爆発」した騒ぎがあった。

iPad battery ‘explodes’ at Amsterdam Apple store, three treated for breathing problems

原因は、iPadのバッテリーが爆発したとのことで、そのバッテリーから漏れた物質が空気中に出たためにスタッフ3名が呼吸に問題を起こして手当てを受けた。爆発したiPadは、消防隊が到着する前に、スタッフによって砂の入ったバケツに入れられ、消火されていた。ショップでは、一時的に非難命令が出てショップが閉じられたが、火事などの事態にはいたらなかった、とのこと。

現地メディア詳細(オランダ語)の中のフィシャルコメントでは20日現在、詳細は調査中とのこと。

Apple’s Amsterdam store evacuated after iPad battery explodesによれば、この数ヶ月のあいだに、スイスとスペインのアップルストアでもiPhoneバッテリーの発熱が問題になった。

で、これの問題について9TO5MACは、新OSを古いiPadやiPhoneにインストールすると処理速度が悪くなる問題について「アップルがバッテリーの交換プログラムを開始してから相次いでいる」ということだが、店頭での事故は、新製品ではなく、古いバッテリーの入った古いiPhone 6/6sや、iPadを無償交換になったからと持ちこむ人が大量にいて、その交換に関わるのではないか?(公式説明はまだだけど)

As always, don’t attempt to replace a swollen battery. Head in to an Apple store or nearest authorized Apple service provider as soon as possible.“ (9TO5Mac)
訳:いつも言っているように、膨張したバッテリを自分で交換しようとしてはいけない。近所のアップルストアか、アップル公認サービスプロバイダーにできるだけ速く修理にいこう!

この記事の〆にあるように、古くなって膨張したバッテリーは、爆発したり穴が空いたりする危険があるので、自分で開けたり交換しようとしないほうがいい、ということ。また、このように事故が続いているならなおさらだ。日本のケータイ会社もバッテリ交換は2年程度経過した時点でサービスを提供しているけれど、古くて非力になった端末に最新OSを入れて頑張らせるのは全然よくない…まあデバイスOSが古いままモバイルデバイスを使うとなるとあれこれ問題を生じるけれども