Google Pixel Buds 音声による通訳アプリに対応したヘッドフォン
耳に手を当てるだけで翻訳が始まる
Google Pixel Buds 音声による通訳アプリ(現在のところ、Google Pixel 2でしか使えない)に対応したBluetoothヘッドフォンが発売されます。イヤホンに指をあてて質問をするとすぐにGoogle Assistantが使えるんですが、「これから○○語を喋るよ」というと翻訳をしてスマートフォンに翻訳文を表示するだけでなく発声をしてくれます。なかなかインパクトあり。
音声通訳というカテゴリーのアプリはすでに存在するのですが、今回は無線のヘッドフォンで、シンプルなボディアクションで利用がすぐにできるところに驚きます。
でもこういう最新フィーチャーでは「日本語未対応」というケースが多いのですが、今回は違いました。あらゆるデモでアメリカ人の人がカタコトの日本語をしゃべってました(笑)
みんな日本語のあいさつはできるんだなー。日本語しゃべれたら…という潜在ニーズもあるのでしょうか(日本人が英語できないから)
もうひとつ面白いと思うのは、このイヤホン、紐でむすばってますよね。もしかして、通訳してもらうときに、片側を相手にはめて貰えたりするのかなと。だったらバラバラのほうがいいんでは?と思うかもしれないですけど、旅先で知らない人に片方イヤホン渡して「返すのに1万円だ」って脅されるのも、盗られるのもちょっと怖いので、紐があったほうが回収しやすそう…とちょっと思ったんですよね。真相はいかに。たぶん画面を見せればいいから違うと思うけど…。
イヤホンに付いているセンサーは、マイクと加速度センサーとタッチパッドだそうです(Google Store参照)。タッチパッドは右側にのみ付いているということだけれど、どんなマイクなんだろうやはり片側なのかな?
驚くことが多いけど、中身はGoogle Translate/翻訳と同じ
トータルにけっこう驚くけれど、上のビデオでデモの人が言っているように、中身はガッツリGoogle翻訳なんだそうです。AndroidだけでなくiPhoneでも使える「翻訳」は旅行にいったりするときにインストールする人も多いと思います。
さすがにSiriには「Help me speak with Japanese!」と呼びかけても悪い冗談ですね、と言われそうですが(OK Google!)、アプリを起動すれば次のような手順で音声通訳が使えます。まずアプリを起動して、言語を設定し、そのあとにマイクボタンをタップ。
さらにマイクをタップしたあとに音声翻訳画面になるので、話す言語のボタンを押しながら話します。
すると、翻訳結果が表示され、音声も発生されます。上の画面では「ANA」が「穴」になってしまうのでそこだけ手動で直しました…。
「大丈夫…」無難な翻訳ですね。foi nadaは何も無かった!だそうです。
ということで、Google翻訳自体はたいへん使えると思うので、Pixel 2もってなくても試せますね。ただ、起動したりなんなりでもう面倒になっちゃう(だいたい起動したり、押したりで手間取るため、飲み会のときしかつかわない)のでやっぱりPiexel budsでも使ってみたいかな…。