【メッセンジャー】Facebookメッセンジャー VS. LINE【対決】
LINEは、メッセンジャーとして今やもっとも使われているのではないかと思われるアプリになりました。
一方で、このブログでよく検索されている「Facebookメッセージ」の記事が以下。
- Facebookメッセージを特定の人にオンラインにするには
- Facebookメッセージの使い方、もて余している感がひしひしと。
そこで、個人的な利用者視点で、2つのメッセンジャーの特性など(主軸はFacebookで)考えてみました。
1)ユーザー層
実際に使ってみて思う違いはこれが一番です。LINEユーザーがあまりにFacebookフレンズと被ってないので驚きました。
Facebookはネット充やパソコンを「使える」人が使っている場合が多いように思います。当然、Facebookメッセンジャーも、そのユーザーの一部が使うので、IT度は高い人に偏りがち。その上で、メッセージングは時間をムダにするという判断で切っている人もいるのではないか?と予測します。個人的には、メッセージングを受ける相手を自ら選んで少人数に絞ることで初めて、日常生活に役立つツールになるのではないかと思います。
LINEはケータイメールやSMSの代替として使うユーザーが圧倒的に多いように思い、パーソナルなメッセージングサービスとしての利用に優れていると思います。もともと電話番号を知っている人だけが検索できるというシステムのほか、検索できなくする機能が最初から安定して提供されていますし(笑)。また、ブロックした結果の動作も「相手はアプリのバージョンが違うようです」などと出て曖昧なのも、なんだかmixiと似て、安心感があるかもしれません。
2)ファイル管理方法
どちらのアプリもPC版とスマホ版があり、シームレスにメッセージをやりとりできます。ファイルの管理に関しては、Facebookメッセンジャーのほうが高機能かな。
Facebookメッセージは、メッセージがすべてサーバに蓄積されているので、過去のメッセージをたどって閲覧することが可能。データを添付可能で、大きなファイルも送信できます。スマホで受信した場合もダウンロードしてアプリなどから開けます。もちろん添付したファイルは保存されますからクラウドメールと使っているのとほぼ同じ感覚です。
LINEの場合は、「メールアドレス登録」をしてアプリをインストールし、履歴を受信しておいたものであればバックアップになるのですが、サーバー参照というより逐次ダウンロード(?)するらしく(?)、アプリを削除すると、過去の履歴が飛んでしまいます。また、写真を送信すると、スマホ→スマホ、スマホ→PC、などさまざまな場面で適当に画像が圧縮されるようで、実画像は保持できません。また先に述べたように、アプリを一度削除すると履歴は戻ってきません。スマホを移行するときに履歴も捨てることになります。
カンタンに見えて深いところでちょっと難解…。また電話番号に必ずひもづき1アカは1端末しか利用できないけれど、iPodではSIMなしで利用できるなどが微妙。すべてのWi-Fi対応端末で1アカ利用するか、複数端末で1アカ共有するのがナゼダメなのかよくわからない…。
賛否両論あったLINEの「既読」表示についても最近、FacebookはLINEの仕様追いをして「既読」管理できるようになりました。グループでは非常に便利な機能だと思いますが、個人に関してはどっちでもいいかな、と思いました。
3)スマホならではの情報
位置情報の添付はLINEのほうが使いやすいと思います。「位置情報を添付」という機能があるので、現在地や、地図でお店を探して送信できます。Facebookは現在地を自動で送信できる(▲ボタンでオンオフ)けれど↓、Facebookのプレイスを添付するといったことはできないようです。
スタンプ↓は、LINEにしかない機能なのでいわずもがなですが、
絵文字については、Facebookも少し頑張っているようです。↓
実際に両方使ってみると、楽しいといえば楽しいのはLINE、かといって細かい件や添付ファイルなどあるとLINEよりFacebookメッセンジャーのほうが安心できる。また、LINEでは、グループトークもトークにはなるけれど、グループワークはムリ。
インターネットではないケータイメールは不都合が多く、早くほろんで欲しいので、個人的には2つを楽しく使い分けたいなと思います。